建学の精神

専門知識(学問)、技術(実習)、人間尊重(心)、社会に貢献する人材の育成

専門知識(学問)、技術(実習)、そして人間尊重(心)を兼備し、社会に貢献する人材の育成。

社会貢献

授業で学んだ知識や技術を活かし、社会のさまざまな場面で社会貢献しています。

アスリートのサポートや障がいのある方々への支援、公開講座など、本学と学生はさまざまな形で社会に貢献しています。学生は学んできたセラピストとしての知識や技能を実践しながら、社会への理解を深めています。

海外ボランティア実習(カンボジア・スタディーツアー)

海外での福祉の現場を実体験し、セラピストとして成長。
専攻関係なく、希望制で参加が可能な海外での体験型のプログラムです。児童養護施設の子どもたちとのレクリエーション交流、知的障がいの子どもたちとのサッカー大会など、海外の福祉の現場を体験すると共に、各自が学んでいる「理学療法」「作業療法」の観点で、どのような支援ができるかを自分たちで考え、実行します。グローバル化が進む中、セラピストとしての視野を広げる絶好の機会となります。

障がい者スポーツ振興事業

働く障がい者の余暇支援に貢献。
一般企業や福祉の場で働いている知的障がいのある方々が、生涯スポーツを楽しめるようなサッカーイベントを開催しています。学生や卒業生、教員が相談しながら、プログラム内容やコーチングの仕方、リスク管理、会場の確保などを検討しています。中には研究テーマとし、効果検証や実態調査に励む学生や卒業生もいます。健康づくり、仲間づくりを目的に、障がいのある方だけでなく、障がいのある方を雇用している会社の従業員、福祉施設の職員、理学療法士や作業療法士、サッカーに興味のある方など、年々参加者は増え、盛り上がっています。学生はスポーツの企画・運営を通して、様々な方々とふれあう中で、多くのことを学んでいます。
国際親善女子車いすバスケットボール 大阪大会
障がい者スポーツを積極的に支援
障がい者スポーツセンターをはじめとし、障がい者スポーツ支援組織と教員が連携し、学生へボランティア情報の提供と派遣を行っています。2019年2月には国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会へのボランティア派遣を行いました。学生は主に車いすバスケットボール体験コーナーを担当し、大会を観戦に来られた方々へ車いすバスケットボールの楽しさや難しさを伝える役割を担いました。このような機会を通して、リハビリテーションを学ぶ学生として障がい者を取巻く社会と関わりを持ち、学内では学ぶことのできない経験やつながりを得ています。

森ノ宮スマートエイジング

高齢社会の活気あるまち作りに貢献する
私たちは社会貢献として大阪府のスマートエイジング・シティの取り組みに参加しています。住民が住み慣れた地域で安心して住み続けられる、超高齢社会の活気あるまちのモデル実現に向けた活動です。地域でいきいき健康体操をしたり、健康になれる暮らしの提案をすることで高齢者だけではなく、多世代の住民がアクティブに生活できるように貢献しています。

ラグビー松井千士選手の動作解析

スポーツ界で活躍する選手の動作解析を行う。
2020年東京五輪に向けて、期待の選手を紹介するテレビ番組の企画の中で、ラグビー界のスピードスター・松井千士選手(同志社大学卒)の動作解析を本学教員が担当。スピードを武器とする松井選手の動きの解明に貢献しました。

公開講座

健康やスポーツ、障がいなどをテーマに、興味深い内容がいっぱいの公開講座。
本学では、医療・福祉系大学の専門性を活かし、広く市民の健康作りに寄与することを目指しております。その一環として、健やかな毎日の送り方や、安全なスポーツの楽しみ方、障がいのある方々の社会生活などについて考察を深められる公開講座を定期的に開いています。毎回、興味深い内容ばかりで、学内学外からたくさんの参加者を集めています。
2023年度公開講座
第1回

2023年10月29日(日)※終了しました。
転倒予防に向けた体力作りと認知症予防

第1ブース:転倒予防に向けた体力づくり
講師: 岡 智大(大阪保健医療大学 講師/理学療法士)

第2ブース:認知症予防と生活習慣
講師: 大類 淳矢(大阪保健医療大学 助教/作業療法士)

第3ブース:転倒予防のための姿勢/バランス測定会
講師: 藪中 良彦(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)
講師: 相原 一貴(大阪保健医療大学 講師/理学療法士)

2023年度第一回公開講座チラシ

第2回

2023年12月3日(日)
「困った子」ってどんな子?

第1部:障害特性とその理解
講師: 川畑 武義(大阪保健医療大学 助教/言語聴覚士)

第2部:認知症予防と生活習慣
講師: 福田 信二郎(大阪保健医療大学 講師/言語聴覚士)

2023年度第ニ回公開講座チラシ
第二回公開講座申し込みフォーム

参加料 無料
主催 大阪保健医療大学 公開講座委員会

公開講座実施実績

2022年度

第1回:先生に知ってほしい子どもの発達の専門知識
第一部:鉛筆と箸の正しい持ち方を知っていらっしゃいますか?
講師: 藪中 良彦(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)
第二部:ことばを育てるために知っておきたい 「ことばの発達」と「子どもとの関わり方」
講師: 川畑 武義(大阪保健医療大学 助教/言語聴覚士)
第三部:多様性のあるこどもへの絵本の読みあい
講師: 森本 かえで(大阪保健医療大学 准教授/作業療法士/絵本専門士)

2021年度

第1回:協調性運動障害のある子どもの評価とアプローチ
講師: 藪中 良彦(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)
第2回:好印象を与える❀実習や就活で使えるメイクや身だしなみ
講師: 林部 美紀(大阪保健医療大学 准教授/作業療法士)

2020年度

第1回:コロナ禍でも施設を利用する「高齢者の健康のためにできること」
第一部:生活行為の見直しは生き生きした暮らしを実現する
講師: 岡山 友哉(大阪保健医療大学 助教/作業療法士)
第二部:健康的な暮らしを提案してみよう
講師: 井口 知也(大阪保健医療大学 准教授/作業療法士)

2019年度

第1回:知ろう、楽しもう! パラリンピック・スペシャルオリンピックの世界
講師: 島 雅人(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)
第2回:いつまでも使える介助技術を身につけよう!らくラク介助技術
講師: 梛 千磨(大阪保健医療大学 講師/理学療法士/臨学共同参画センター長)

2018年度

第1回:発達障がい児の協調運動障害の理解
講師: 藪中 良彦(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)
第2回:子どものケガを予防する
第一部
講師: 中村 憲正(大阪保健医療大学 教授/医学博士)
第二部
講師: 境 隆弘(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)
講師: 佐藤 睦美(大阪保健医療大学 教授/理学療法士)