「生活機能支援」を
実践現場を通じて研究する
画期的な高度教育機関。

医学的・科学的視点で健常者、障がい者を問わず、
「生活機能」を支援する方法を総合的に研究。

身体活動をはじめ認知・コミュニケーション活動、
健康に生活するための体力維持・増進、疾病予防、感染予防など、
各専門領域で「生活機能」を多角的に洞察します。

高度な知識・技能を備えた
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、保健師、臨床検査技師、義肢装具士
を育成します。

大学院

大学院で学べる分野

大学院|夜間開講制

保健医療学研究科・保健医療学専攻
[生活機能支援学分野]

脳神経疾患身体障害支援学領域
「職業実践力育成プログラム」(BP)認定講座/一般教育訓練指定講座
運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域
一般教育訓練指定講座
認知・コミュニケーション障害支援学領域
一般教育訓練指定講座
健康生活支援学領域
一般教育訓練指定講座

定員・修業年限・学位

入学定員 6名
修業年限 2年
学位 修士(保健医療学)
「脳神経疾患身体障害支援学領域」「運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域」が、文部科学省「職業実践力育プログラム」に認定されました。

本認定制度は、高等教育機関におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。本学においては、「脳神経疾患身体障害支援学領域」「運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域」の研究科プログラムが、「職業実践力育成プログラム」(BP)として採択されました。

「職業実践力育成プログラム」(BP)とは

Brush up Program(BP)for professional ~職業実践力育成プログラム~

大学、大学院、短期大学及び高等専門学校(以下「大学等」という。)における社会人や企業等のニーズに応じた、主に社会人を対象とした実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定します。平成27年7月に制度を創設し、毎年新たなプログラムが増えていきます。

※正規課程と120時間以上の体系的な教育で構成される履修証明プログラムが対象です。

BPの
特徴
  1. 対象とする職業の種類及び修得可能な能力を具体的かつ明確に設定しています
  2. 関連分野の企業等の意見を取り入れているため、対象とする職業に必要な実務に関する知識、技術及び技能を修得できるカリキュラムとなっています
  3. 主に実務家教員や関連企業等と連携した授業やグループ討論、フィールドワーク等の科目で構成されており、実践的・専門的な授業を受けられます
  4. 修了者のキャリアアップの状況や修得した能力等の成果を公表します
  5. 社会人が受講しやすい環境を整備しています(週末・夜間開講、集中開講、IT活用等)

脳神経疾患身体障害支援学領域における特徴

学内の教員と、施設内の実務家の連携による⾼度な専門職を育成するプログラム。

BPプログラム「課題研究」イメージ図
BPプログラムの特徴(脳神経疾患身体障害支援学領域)
BPプログラムの「課題研究」においては、大学院生の臨地活動から課題となるテーマを抽出し、大学院生が勤務施設で担当する対象者の症例研究を行います。その研究指導にあたっては、キャンパス内での講義と演習指導にとどまらず、大学院生の臨床・臨地現場に指導教員が赴いて、対象者の状態や大学院生の介入場面を把握し、その場面で直接、助言と指導を行います。また、各施設のリハビリテーション部門で指導的立場にある実務家と連携し、指導教員と共に学生指導を行います。「修士論文」においても、研究を実施する施設と連携し、研究テーマの臨床的意義、各施設の特徴を活かした具体的な実験手順の作成、対象者の安全性等について、実務家と共に学生指導を行います。このようにBPプログラムは、臨床施設と密接に連携し、修了生が培った知識・技術・技能および研究成果を臨床現場に還元できるような教育課程を設定しています。

脳神経疾患身体障害支援学領域 職業実践力育成プログラム(BP)認定に関する資料

運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域における特徴

BPプログラムの特徴(運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域)
運動器疾患やスポーツ傷害などにより身体機能が障がいされている人に対して、よりよい生活を実現するために障がいを改善する、高度で専門的な保健医療を提供する知識・技能の修得を目指した教育研究を実施しています。
生活機能を科学的に分析し、科学的根拠に基づいた手法を用いることができる理学療法士、作業療法士などの高度専門職者の育成を目的としています。
具体的には、運動器疾患やスポーツ傷害などで障がいを負った人に対し、生活活動の改善を提案・実践できる専門知識と技能を修めます。バイオメカニクス的な知見を科学的根拠に採用した介入技術、リハビリテーションの最新の知識などを具体的、実際的に身につけて、対象者が日常生活はもちろん、再びスポーツが楽しめる高度な身体機能の回復に向けて、支援できる力量を備えます。アスリートたちの気持ちに寄り添える、セラピストになることが目標です。

運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域 職業実践力育成プログラム(BP)認定に関する資料

教育訓練給付制度

教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。

運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域、認知・コミュニケーション障害支援学領域、健康生活支援学領域において、厚生労働省より「一般教育訓練講座」の指定を受けています。
※脳神経疾患身体障害支援学領域は、現在、一般教育訓練講座に申請中です。

教育訓練給付制度の詳細はコチラ

3つのポリシー

学びのポイント

「これなら学べる!」と好評。社会人を対象にした夜間開講制を導入
社会人が働きながら修学できるように配慮した夜間開講制を採用。さらに通常の夜間開講時間に受講できない学生に対し、土曜日、日曜日、夏季休暇に5コマ(9:00~17:50)の集中講義を用意。社会人の修学環境に柔軟に対応します。
専門的技能修得に向けた包括的・多角的な理解を促進。
身体障害支援、認知・コミュニケーション障害支援、健康生活支援の専門的な基礎知識を包括的に学ぶことで多角的、総合的に生活機能支援を理解します。さらに学生の職域と学生が対象とする者に則した専門領域を深く学ぶことで、高度専門職者として現場や社会にその知識や技能を還元できる人材を養成できる教育課程を設定しています。
臨床・臨地実践との結びつきを重視した「特論演習」。
バイオメカニクスの視点から実践的に学修する必要のある演習では「彩都スポーツ医科学研究所」を、脳神経疾患に起因する身体障がい者の臨床的演習では、医療現場を演習場所として利用し、臨床・臨地実践との結びつきが強くなるような学修課題を設定しています。
社会への還元を目的に「特別研究」に取り組む。
学生の基盤となる領域で、高度な専門知識や技能をいかに社会に還元していくかを細かく指導し、現職として臨床・臨地活動を続けながら学生の専門領域の科学性を高めることで、現場や社会に直結させる教育を実践します。これを実現するため、「特別研究」では、学生の志向性によって、実験等により導き出された結果から現場に還元できる普遍的な結論を導き出そうとする「修士論文」と、臨床・臨地の実践経験で得られた結果から先行知見等を参考にしながら現場に還元できる科学的根拠を導き出そうとする「課題研究」を選択します。なお、「課題研究」は、所属施設承諾の上で、学生の所属する施設で実施することを原則としています。

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