教員紹介

講師

井坂 昌明(いさか まさあき)

専門分野
高齢者内部障害関連領域
井坂 昌明
学位 博士(保健学)
略歴 2006年3月 行岡保健衛生学園行岡リハビリテーション専門学校 理学療法学科 卒業
2006年4月 愛知医科大学病院リハビリテーション部 理学療法士
2014年4月 大阪行岡医療大学 医療学部 理学療法学科
2014年11月 大阪大学大学院 医学系研究科 老年・総合内科学 技術補佐員
2015年3月 武庫川女子大学大学院 健康・スポーツ研究科 修士課程修了
2023年3月 大阪大学大学院 医学系研究科 保健学 博士後期課程修了
研究活動 下腿筋エコーの臨床的意義について
研究内容 高齢者および内部障害領域の中核を成すサルコペニアは、骨格筋の筋力低下と筋量減少が重要な指標に位置付けられています。骨格筋は筋力発揮や身体活動・運動のために必要不可欠な組織であり、評価や治療の対象となることが多く骨格筋評価の真価が問われています。
そのなかで超音波画像診断装置(エコー)は、侵襲を伴わずに身体内部の組織を画像化することが可能で、小型化・軽量化が進んだことによりベッドサイドや院外など場所を選ばずに使用できます。また、簡便かつ定量的でリアルタイムに評価できるため非常に有用な手法であり、実臨床において急速に普及しています。そこで、高齢者に対して前脛骨筋を用いたエコー評価におけるサルコペニア判別の有用性について検討した結果、前脛骨筋は独立してサルコペニアと関連することを明らかにしました。現在は、実臨床におけるサルコペニア判別のみならず高齢者および内部障害関連領域における下腿筋エコー評価の意義について追究しています。
所属学会 日本理学療法士協会
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
日本予防医学会
日本心臓リハビリテーション学会
日本サルコペニア・フレイル学会
日本老年医学会
日本循環器病予防学会
授業担当科目 内科学
物理療法学
著書 PT・OTビジュアルテキスト 内部障害理学療法学第1版 羊土社(担当:第8章 がんの理学療法)
高齢者に対する予防的運動介入: 実践指導に必要な基礎と技術 文光堂(担当:第1章 加齢における身体的特徴:骨・関節/筋系/呼吸器・循環器系の変化)