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学校法人福田学園から新たな自助具が誕生!【大阪保健医療大学・大阪リハビリテーション専門学校 共同開発】子どもの「できた」を支える自助具「はたもちカメレオン」

学校法人福田学園(大阪保健医療大学・大阪リハビリテーション専門学校)は、子どもの活動参加を支える新たな自助具「はたもちカメレオン」を開発しました。
本学園内で専門性を持つ教職員が連携し、現場のニーズから生まれた実践的な支援ツールです。

今回の開発には、大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科の川畑 武義 助教(言語聴覚士)、大阪リハビリテーション専門学校 作業療法学科の打田 明 教員(作業療法士)、そして事務局の嶋崎職員の三名が連携し、制作に取り組みました。

「はたもちカメレオン」は、手を握る・つまむといった動作が難しいお子さんが、旗や棒状の道具を“自分の力で持つ”体験をサポートする補助具です。行事や遊びなど、子どもが主体的に参加する場面で、「持つ」という行為を可能にする工夫が施されています。

手に麻痺や障害のあるお子さんの活動場面で実際に使っていただき、活動参加を広げる支援ツールとして高い期待が寄せられています。本学園が大切にしてきた「教育・研究・実践の連携」が形となった成果の一つです。

はたもちカメレオン 誕生秘話🦎
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〜「できない」を「できる」に変える発想から〜

はたもちカメレオンは、
手を握ることが難しい、つまむことが難しいお子さんが、
旗や棒状のものを『持てる』ように手伝う補助具です。

「うちの子には難しいかも」
「これはできないかもしれない」
そんな言葉を、よく耳にします。
でも本当に“できない”のでしょうか?

はたもちカメレオンは、「できない」「難しい」ではなく、

『どうやったらできるか?』
『どうしたら活動に参加できるか?』

という発想から生まれました。
支援技術は、特別なものではなく、身近なところで発展しています。

少し視点を変えるだけで、できないと思っていたことが、できることに『変身』するかもしれません。
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活動に参加することは、単に動作ができるかどうかではなく、その人がその場に関わることそのものを意味します。
はたもちカメレオンは、そうした参加の可能性を広げるための一つの工夫です。

取り組みの意義
本取り組みは、言語聴覚士・作業療法士・事務局職員という異なる専門性を持つ三名が協働することで実現しました。専門職としての知見に加え、現場の声を丁寧に拾い上げ、支援のあり方を共に考える姿勢は、学校法人福田学園が教育・実践の両面で大切にしている価値そのものです。

本学園では、こうした実践的な開発に携わる機会を通じて、学生が「現場で求められる力」を学ぶ環境づくりを進めています。本学園は今後も、教育・研究・実践を通じて、地域や社会に必要とされる支援の形を創造し続けます。

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