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9月29日（日）に2024年度大阪保健医療大学第1回公開講座を実施しました。

「体力チェックと認知症予防」というテーマで実施しました。近隣22名の住民の方にご参加いただきました。

「認知症予防」では、井口知也先生（大阪保健医療大学教授　作業療法士）が学生と一緒に、「コグニサイズ」という体操を使った認知症予防を実際に行うと共に、認知症予防のために必要な注意点の説明を行いました。参加者の皆様からは、「脳トレ楽しかったです」、「認知症予防のために昨日の日記を書くことにします」などとても肯定的な感想を頂きました。

講堂を使った「体力測定会」では、大阪保健医療大学理学療法法学専攻の教員と学生が、姿勢、バランス、歩く速度、膝を伸ばす筋肉の筋力、握力の測定を行いました。昨年の測定会の記録用紙を持参された参加者の方もおられ、昨年の測定結果と比べて一喜一憂しておられました。昨年の測定会以降、姿勢や運動を意識してしっかりと体を起こして座ることや運動を実践されて、昨年よりも良い結果の方もたくさんいらっしゃいました。お一人の参加者の方からは、「普段機能検査をしないので、今回色々と調べてもらい数字で表してもらうことで、今の自分の状態が分かり良かった。猫背になってきていると思っていたが、指摘されて毎日、注意していく方法を教えてもらい、自分で気を付けていこうと思いました。」と感想を頂きました。

定期的に認知機能や運動機能をモニターして自己管理していただくことが一番の認知症予防であり体力維持に有効だと考えますので、今後も引き続き大阪保健医療大学の地域貢献の一環として、体力測定会や認知症予防などの公開講座を実施していきたいと考えています。

大阪保健医療大学　公開講座委員会委員長　藪中良彦