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11月9日（木）、医療系大学への進学を予定している大阪高等学校の生徒の皆さんに「進学前教育特別講座」を大阪高等学校で実施しました。
今回の「進学前教育特別講座」は、生徒の皆さん一人ひとりに入学後のビジョンを明確に持たせて進学させたいと考えておられる大阪高等学校からのご依頼に応え、本学 理学療法学専攻の相原一貴先生が大学の講義時間と同じ90分間で講義を行いました。

医療系大学では、入学早々から解剖学や生理学などの専門的な科目を学びます。そのため、本学 理学療法学専攻での学び始めを支援するために行われている「スタディスキル＊」の授業をベースに、慣れない学問を学びやすくするための方法や、職域についての興味や関心、知識を深めるための講話を行いました。
また、大学で学ぶ解剖学や生理学などの、医学的な専門分野の授業に興味を深めてもらえるように、実際に骨模型を触わってもらいながら、身体の仕組みなどについて学んでいただきました。

授業終了後、生徒の皆さんからは「一つ一つの単語、言葉に意味やイメージを付けて覚えたり、グループに説明することで頭にすぐ入った。覚えることは工夫一つで変わるし、自分次第で楽しく頭に入れることが出来るんだなと思った」「自分が理解することだけでなく、相手にわかりやすく伝えるということを意識して勉強しようと思った」などの、前向きな感想をいただきました！

生徒の皆さんは、医療系大学での学生生活にについて具体的にイメージできるようになったのではないでしょうか。今後は、この講座を通して学んだことを思い出し、これから始まる学びへのモチベーションアップにつなげてもらえたら幸いです。

＊理学療法学専攻では、大学における各科目の学習が円滑に進められように、学習計画や方法について実践を通じて学んだり、グループ学習や実技を行い、基礎となる解剖学・生理学・運動学・評価学の理解を深めたり、学内の学びを通じ、臨床現場との関係性や目標とする理学療法士像について意識を高めることを目的とした「スタディスキル」という授業を開講しています。