- NEWS
- 国際交流センター
国際交流センター活動報告 ~オンライン勉強会~
国際交流センターでは、2023年度の新たな取り組みの一環として、カンボジアにあるクリニック「Physio care and sport injury」の医師、理学療法士とオンライン勉強会を実施しています。
今年の3月に、教員2名がスタディツアーの下見でカンボジアへ行った際、クリニックを訪問させていただきました。
カンボジアではまだまだ新領域となる『心臓リハビリテーション』をメインテーマに、全7回実施する予定です。
担当は、4月に着任されたばかりの小川真人講師に引き受けていただきました。専門分野が内部障害理学療法学であり、国際学会でも多数発表されている、まさにピッタリの先生!!
第1回目は導入編ということもあり、「The current state of heart disease in Japan.(日本における心疾患の現状)」をテーマに勉強会をスタート。
講義が終わったあと、参加者からの質疑応答や意見交換、今後の勉強会で取り上げてほしいテーマなどを話し合い、終了となりました。
5月に実施した第2回目は、リクエストされたテーマのひとつである「Acute phase rehabilitation program. “Standard Heart Failure Program”(心不全の心臓リハビリテーション標準プログラム)」についての勉強会となりました。
前回よりもスムーズに進めることができ、対面でなくてもオンラインで交流を深めていけることを、大変うれしく感じました。12月のカンボジアスタディツアーで実際にお会いできる日が待ち遠しいです!
次回の第3回目からは、カンボジアにある私立病院 Vissar の医師が、この勉強会に参加してくれることとなりました。本学の国際交流センターを担当している辻客員教授が、カンボジアで脳卒中後の作業療法プログラムに関するワークショップを開催した際、「心臓リハについて学びたい!」と申し出てくれたようです。
少しずつですが、一歩一歩着実に国際交流の輪が広がっていると感じています!!