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5/10(水) タイ王国にあるマヒドン大学の理学療法士教員と国際交流担当職員の2名が本学へ視察に来られました。

2023年5月10日、タイ王国にあるマヒドン大学の理学療法士教員と国際交流担当職員の2名が本学へ視察に来られました。
マヒドン大学はタイ王国で一番初めに理学療法学部を設立、由緒ある教育機関であるとともに、多くの国と連携を結び、研究・開発分野にも力を入れています。
今回、大阪大学とマヒドン大学の国際交流事業の中で、日本の理学療法士・作業療法士養成校の施設や講義見学、および教員との意見交換ができる教育機関を探していたところ、大阪大学大学院の門下生である本学教員の寺村講師を通じ視察先のひとつとして来学されました。

前半は教員との意見交換会。


お互いの大学で行っている国際交流事業や研究内容の紹介をしたところ、作業療法にも大変興味があるので詳しく聞かせてほしいと要望がありました。というのも、タイ王国では高齢化社会が進んでおり、今後、作業療法の分野がもっと必要となってくることが見込まれているようです。すでに高齢化社会となった日本から多くのことを学びたい気持ちが強いように感じました。
また、本学とマヒドン大学で提携を結び学生の短期交換留学や共同研究を行いたい、との提案もありました。お互いに今回のご縁をきっかけに、前向きに検討していきましょう、という言葉で締めくくり、理学療法学専攻の講義見学へと移動しました。

後半は理学療法学専攻3年生「臨床運動学」の講義見学へ。




学生の実技が始まると、どういった事をどのように学生が学んでいるのか、中に入って直接声をかけたところ、学生も緊張しながら、笑顔で応対してくれました。
その後、作業療法学専攻の学生が客観的臨床能力試験(OSCE)に向けたプレテストを受けている教室へ移動し、その様子も見学しました。短い時間でしたが、世界中で実施されるOSCEに対する考え方や対策を討論するなど、充実した時間となりました。
すべて回った後に、実際に日本の講義を目にする機会が少ないので、大変有意義な時間を過ごすことができました、との感想をいただきました。

世界的な新型コロナウィルス感染拡大も落ち着き、ようやく日常に戻りつつある中で、このように国際交流センターの活動ができることをセンター員一同、大変うれしく思います。
今後、マヒドン大学と良好な関係が築けるよう、前向きに取り組んでまいります!

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