- NEWS
専門職連携教育(IPE)の合同特別講義を実施しました。
12月14日(水)に美原看護専門学校の看護学生さんを招き、本学の理学療法学専攻・作業療法学専攻の4年生と言語聴覚専攻科の2年生が参加して専門職連携教育(IPE)の合同特別講義を実施しました。
IPEとは、専門職連携教育(Interprofessional Education)の略で、患者様に対して良質な医療を提供するために、多職種の専門職の学生がともに学び、自身の職業の専門性を活かして互いに連携し、尊重し合い、理解を深めることを実現する教育方法です。
こちらが当日の授業の様子です!
本学のPT専攻・OT専攻・ST専攻科の学生と美原看護専門学校の看護学生さんで合同のグループを作成し、各テーブルに分かれてスタートしました。
最初に各グループで自己紹介と最近あった嬉しいことを発表して緊張を解きほぐしていくアイスブレイクを行いました。一部のグループからは笑い声などがあがり、徐々に緊張がほぐれた様子でした。
本題のグループワークでは、模擬症例を提示してディスカッションを行いました。
それぞれの専門職の立場から、どのように患者様をケアしていくのか、解決すべき課題や具体的な解決策などの意見を出し合い、付箋に書き出しました。また、各専門職でどのように連携できるのかを踏まえた上で模造紙に意見をまとめていきました。
最後に、各グループによる発表を行いました。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、また看護師の視点から、患者様にとって何が課題なのか、どのようにアプローチすることが最善なのか、限られた時間の中で、一つの目標に向かって一生懸命考えた結果を発表してもらいました。
臨床現場では「チーム医療」の実践が非常に重要となっています。今回の専門職連携教育(IPE)は、医療専門職である自身の役割やチーム連携の意義について考えるとても良い機会となったのではないでしょうか。
本日の経験を活かし、皆さんが今後も活躍してくれることを期待、応援しています!