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兵庫県尼崎市で開催されたイベントに本学から3名の学生がボランティアとして参加しました
10月30日(日)、兵庫県尼崎市の園田東生涯学習プラザで開催されたイベントに本学から3名の学生がボランティアとして参加しました。
今回は尼崎市主催のイベントのプラザで学びWeeK~秋はプラザでラン・ラン・Learn 2022~の「速く走るための走り方講座」と題して、小学生を対象に走り方を教えながら運動を楽しんでもらうといった内容で実施いたしました。
講座は14時からスタートし、参加した小学生は9名でした。まず、阪神医療生活協同組合第一診療所デイケアの射手園将太先生(理学療法士)より講義が行われました。皆さん、速く走るためのポイントを知ろうと真剣な表情で聞いておられました。
ウォーミングアップとして体操後に鬼ごっこで楽しみながら全身を使っていきました。白線の範囲内で捕まらないように逃げ回る事で走る機会も多くなりますし、走るための筋力や体力もついてくるので速く走る事にも繋がっていきます。皆さん楽しんで取り組まれ、小学生より大学生の方が疲れていました。
体操の後は背筋を伸ばす、腕を振るから始めて、片足立ち、ケンケン、スキップ、ケンケン走など基本的な体の使い方を行ってから、ラダー、ミニハードルなどを使って応用的な身体の使い方に繋げていきました。運動の最後には鬼ごっこ、氷鬼、しっぽ鬼などの遊びを、走り方を意識しながら行いました。また、大学生と小学生で対決するなど、終始楽しく実施することができました。
最後にスタート練習をして50m走の測定を行いました。練習前と比べて腕が振れたり力強く地面を蹴っていたり走り方に変化がみられた方が多かったです。最終走者にはハンデをつけて松尾さんが6年生と50m走の勝負を行いました。もちろん手抜きは一切なしで貫録勝ち。陸上部の意地をみせてくれました。
参加者の皆さんに感想を伺ったところ、
・運動が楽しかった。(小学生)
・途中難しい運動もあったけど楽しかった。(小学生)
・運動を続けたら来年の運動会には速く走れると言っていたので頑張ります。(小学生)
・腕を振って走れなかったけど腕を振って走れるようになっていた。(保護者)
・走り方を見ていただいて子供の癖や対策など教えてもらえて良かったです。(保護者)
・鬼ごっこなど遊びを通して走る練習になると教えていただいたので時間のある時は一緒にやってみようと思います。(保護者)
といったコメントを頂きました。
今回ボランティアとして参加した3名は、自分の役割やできる事をしっかりと理解して実施していました。射手園先生や尼崎市の担当者、運営スタッフからは、「皆さまの活躍が無ければ講座の成功はなかったと思います。」「今後が楽しみな方々ですね。」と高い評価をいただきました。療法士の活躍の場の広さや子供たちとの関わり方、伝え方の難しさ、地域活動の重要さ等、各自の視点で良い気づきがありましたので、今後に活かして活躍される事を期待しています。
今回このような機会を与えていただいた皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。