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『海外オンラインスタディツアー』を開催しました!

2022(令和4)年3月18日、『第3回 海外オンラインスタディツアー』を開催いたしました。
本学学生:6名、卒業生:1名、教職員:4名、作業療法士:2名、従来より本学の教育に協力くださっている就労支援施設:1名、カンボジアより車いすユーザー:1名、情報提供施設(カンボジアと日本):2名、合計17名のみなさまが参加してくださいました。

日本からは、大阪府寝屋川市にある、雑貨とフリースペース、ギャラリーのお店【NEFNE(ネフネ)】にご協力いただきました。
障害の有無を超え、人同士がつながる場として、地域や福祉、教育、医療、アートなど、様々な分野や価値観の人たちが交流し、一緒に楽しみながら活動されています。
当日は、NEFNEでイベントが開催されていたという事もあり、アート作品を制作されている作家さんからお話しを伺うことができました。
それぞれの立場から自由に表現し、それを心から楽しんでいる様子が画面を通して伝わってきました。

カンボジアからは、2014年JICAのパートナーシッププログラムによって設立した事業所「Empowerment and Employment Promotion for Disability(EEPD)」にご協力いただきました。
「障がい者が働くこと」の促進を目的に、ドライフルーツやクッキーなどを生産販売しています。
今回は実際にマンゴーを調理、生産している現場と中継でつなぎ、インタビューさせていただきました。
その中で、工場で働いている3名の方が、働くことができる喜びや障害があるが故の大変さを話してくださいました。

それぞれの施設の紹介を終えたところで、参加してくださったみなさんから、たくさんの興味深い質問が出ました。
日本からカンボジアへの質問が多く、カンボジアの社会福祉制度や福祉用具の供給状況を詳しく知ることが出来ました。
日本、カンボジアの両方に共通する課題として、障害者雇用や一緒に活動する中での問題点、その解決法について一緒に考える時間も持つこともできました。
お互いの意見交換をしているうちに、今回もあっという間に終わりの時間を迎えることとなりました。
今回オンラインスタディツアーに参加してくれた本学学生6名のうち5名は、2年前にカンボジアへスタディツアーの参加者として現地を訪れているという事もあり、より一層、早く現地へ行きたい!という思いが強まったようです。

自由に行き来できる日が早く訪れることを願いながら、最後はいつもの…
「អរគុណ ច្រេីន (オークン・チュラン)」(ありがとうございます!)

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