NEWS & EVENT

12月16日(木)に美原看護専門学校の看護学生の皆さんに来学いただき、本学の理学療法学専攻・作業療法学専攻の4年生とで多職種連携(IPE)の合同特別授業を実施しました。

医療現場において、病気や障害を持つ方の治療や支援を各専門職が協力しながら行うことを「チーム医療」と言います。今回の合同特別授業は「将来、看護師や理学療法士、作業療法士になる学生たちがお互いの職業について理解し合う」という内容でした。

それでは、当日の授業の様子をご紹介します♪

まず初めに、オリエンテーションを実施しました。本学の学生からの挨拶をさせていただき、各専攻の学生から理学療法士・作業療法士について、美原看護専門学校の学生さんからは看護師について、それぞれどのようなことを学んでいるのかをプレゼンテーションしました。

プレゼンの後は、各グループで自己紹介をしたり、グループ名を決めたりと和気あいあいとした雰囲気でグループワークがスタートしました！

このグループワークでは、「職能のこと」「重要に思ったこと」「どういう事例があるのか」などについてディスカッションを行いました。

理学療法士や作業療法士、看護師はそれぞれの立場でどう患者様と関わるのか、また、処方薬や食事、患者様の症状など、様々な場面を想定し、それぞれの職種での事例を基に意見や情報を出し合いながら、解決策や具体的なアイディアを付箋に書き出し、模造紙にイラストを描いたりして、発表に向けて準備を進めました。

そして、休憩時間には、皆さんで隠れ絶景スポットの教室の窓を覗いて、大阪城を見ていました！

その後、グループごとに限られた時間の中で、理学療法士や作業療法士、看護師でそれぞれのどう患者様やそのご家族と関わり方やどのようにアプローチすれば良いかなど、同じ目標のための具体的方法を発表しました。

今回、理学療法士や作業療法士、看護師という異なる職業を目指す学生たちが互いに学び合い、理解を深め、新たな知見を得ることができたのではないでしょうか。

卒業後は今日の経験を活かし、患者様やそのご家族ために質の高いケアを提供し、患者様の生活の質（QOL）の維持や向上を実現させるための活動を行ってくれることを期待、応援しています！