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安延 由紀子助教
Yukiko Yasunobe
保健医療学部 リハビリテーション学科
理学療法学専攻
安延 由紀子助教
Yukiko Yasunobe
保健医療学部 リハビリテーション学科
理学療法学専攻
理学療法士も学生も個性は
それぞれ。型にはめない指導で
可能性を伸ばしたい!
人への興味は無尽蔵。
加速する思いは止められない!
おかん内包型
ワイルドスピード星人
- 星人の特徴
-
- 分類
- 専門は高齢医学(加齢による機能の変化やその要因の研究)、および高齢がん患者さんに対する経過、予後の研究・介入方法の検討。OHSU星では「解剖学」「整形外科学」などを担当。
- 生態
- 自分の面倒を見るより、人のお世話を焼くのが好き。おせっかいと言われても、ついつい「あれ持った?」「これはいいの?」と気になるタイプ。中身は生粋のおかんだが、ビジュアルは真逆!プライベートでは250ccのバイクを華麗に操るワイルドウーマンだ。
- 弱点
- バイクに加え、オールジャンルの音楽好きと多趣味な反面、デジタルがとことん苦手。SNSもほとんどしない希少なOHSU星人である。
- モットー
- 臨床も研究も根底にあるのは、関わる患者さんに有益な情報として返せるものを提供したいという思い。関わる形が変わっても、この熱量は変わらない。
この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
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患者さんの問いに明確な答えを示したい。
だから臨床から研究へ 私は大学を卒業後、大手スーパーマーケット勤務を経て、理学療法士になりました。人の暮らしに関わりたいと流通小売企業に就職したのですが、より深く個々の生活に寄り添いたいと考えたのがこの道を選び直した理由です。理学療法士になってからは急性期病院、リハビリ病院、介護施設などで臨床経験を積み、人と直接ふれあえる仕事のやりがいを噛みしめていました。しかしその一方で、患者さんからの「年を取ったらあかんな」という問い掛けに答えを示せない自分へのもどかしさも感じるようになっていました。
ちょうどそんな時、ある大学病院の老年内科で研究に携わる理学療法士を求めていることを知り、縁あって入職することになりました。私はリハビリテーション科ではなく診療科に属し、医師のもとで各種臨床業務、具体的には高齢患者さんの筋力や身体機能検査、認知機能検査、新規研究のスケジュール管理やマネジメントを担当。臨床や研究検査を通じて得た成果を学会で発信したり、患者さんに直接伝えたり、データに基づく明確な答えを持てるようになっていきました。振り返れば、この転職が過去のもどかしさを解消するきっかけになったと感じています。現在も本学での指導と並行して研究活動を続けており、以前は自分自身が患者さんとふれあい、還元したいと思っていましたが、現在は自分が発信した情報を多くの人が用い、より多くの患者さんへの還元につながればよいと考えるようになりました。
人は年齢を重ねると色々な部分が弱くなりますが、同じ年代の人でも元気な人とそうでない人がいますよね。その違いはどこにあるのか、どうすれば元気に過ごすことができるのかなど、まだあまり解明されていないことを研究するのが私の専門領域である高齢医学です。講義では、学生にとって身近な祖父母やご両親にいつまでも元気に過ごしてもらうにはどうすればいいのか、病気にならないためには何をすべきかなどを一緒に考えたいと思っています。受け身で授業に参加するのではなく、常に患者さんのことを意識して講義や実技に取り組めば、結果は必ずついてくると思いますよ。