OHSU星図鑑
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伊禮 まり子講師

Mariko Irei

保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻

何事にも興味を持つこと、
続けることが大事。
人と比べず
マイペースで成長してほしい

白黒つけたら投げ出さない!
可愛さと意志の強さの
ギャップで魅せるペンギン星人

つまずいても大丈夫!みんなの頑張りは先生がしっかり見ているペン。
星人の特徴
分類
専門は姿勢制御、運動生理学、神経生理学。OHSU星では「生理学Ⅲ・Ⅳ」「理学療法研究法」などを担当。
生態
のんびりした沖縄人で、好きなものはとことん好き。ちなみにペンギン愛は3歳からで、専門分野にペンギンを加えようかと思案中。「つがいの絆が強いところも見習いたい」と熱弁する立ち姿はそこはかとなくペンギンに似て…
弱点
優柔不断で、慎重すぎて、何かを決めるのに時間が掛かる。ただし一度決めたら突き進む!そう、水中を高速で泳ぐペンギンのように。
モットー
「研究も勉強も、小さな歩みでも続けることが大事」がモットー。つまずきが多かった自身の学生時代と教え子を重ね、「時間をかけて積み重ねれば必ずできる」「自分が頑張るしかないけれど、一人で頑張らなくていいよ」と心の中でエールを送る。

小さな積み重ねが
大きな成果につながる。
研究もリハビリも人生も、
一歩ずつコツコツと
高校野球が好きで「選手をサポートしたい」という思いから理学療法士を志し、地元沖縄から金沢の大学に進学しました。しかし、3年生のゼミ配属で研究室に通ううち、一つのことを深く追求する研究に開眼。4年生で長期臨床実習を経験したことで研究欲がより高まり、大学院で理学療法領域の研究を続けることを決めました。卒業後はご縁をいただいた本学の教員として教壇に立ちながら、学生時代から取り組む研究活動を継続しています。
私の研究テーマは、ヒトのバランス機能(姿勢制御)と感覚情報の関係。姿勢制御では〈視覚〉、足裏の感覚などの〈体性感覚〉、頭の傾きや回転の感覚である〈前庭感覚〉がとても大事なのですが、これらの感覚情報への依存度と姿勢制御との関係を脳波や筋電図などを用いて検討しています。OHSUでは、ヒトの体の仕組みや、理学療法研究に必要な知識や考え方を教えています。講義で工夫しているのは、ちょっと難しいテーマをわかりやすくするため、身近な出来事と学問のかかわりを話すようにすること。ヒトが運動できる仕組みや、運動・トレーニングによる体の変化を理解する生理学は、セラピストにとってとても大切な学問なんです。
わかりやすい講義はもちろん、ゆくゆくはわかりやすい教材も作ってみたいというのが私の目標です。教科書中心の講義の中でも結構、資料や図を自作しているので、これらをまとめたオリジナル教材を実現したい。また、前述した感覚刺激をリハビリテーションへとつなげ、臨床で役立つ成果を追求したいという研究者としての目標も掲げています。研究もリハビリも一朝一夕に結果が出るものではないので、根気よく続けることが大事。学生にも小さな積み重ねの大切さをよく説きますが、実はこれ、私自身の人生のポリシーでもあるんです。

OHSU星人からのMessage
高校から大学に進学し、自主的に学ぶ姿勢が求められる環境に戸惑うことがあるかもしれません。でも安心してください。OHSUの教員はとても熱心で、個々の学生の成長を後押ししてくれる人ばかり。小規模の大学ならではのアットホームな環境で一緒にセラピストを目指しましょう!

この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。