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田中 稔准教授
Minoru Tanaka
保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻
田中 稔准教授
Minoru Tanaka
保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻
筋肉は自分の力で
変えられる!
探りがいのある
テーマを掘り下げる
筋肉は鍛えて強くなる!
運動第一ヘルシー星人
- 星人の特徴
-
- 分類
- 専門は筋萎縮予防の研究。OHSU星では「物理療法学」「運動器系の解剖学」「整形外科学Ⅰ」を担当
- 生態
- フワフワして捉えどころがない性格だと自己分析。昔はプレーヤーとしてサッカーに熱中するも、今は、もっぱらネットの動画に集中
- 弱点
- サッカーを「見るだけ星人」になってしまったせいで、筋肉ならぬ脂肪が増強。残念なヘルシー星人になりつつあるのが悩み
- モットー
- 専門は基礎研究であっても、理学療法士として常に臨床につなげられる研究成果を出すのが目標
この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
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筋肉を維持する
最良の方法とは。
後継を育てながら
ともに解明を。 自分が選手として関わってきたスポーツに、医療の面から貢献できるような仕事がしたい。そんな思いを抱いていたものの、進学したのは工学部。エンジニアとして社会に出ましたが、理学療法士の業務を実際に見る機会を得たことをきっかけに一念発起。大学に入り直して念願の医療の世界へ。工学と理学療法両方の知識を活かし、「筋肉」を追究する道へと進むことになりました。
筋肉は使わないと、やせ細り萎縮していきます。私の専門は、この筋萎縮を防ぐ方法を考えること。研究を始めた当初は、身体の表面の筋肉を奥から支える筋肉に直接電気で刺激を与えることで機能を活性化するようなことを行っていました。最近では特に、癌の末期に筋肉が極端に落ちる「悪液質」の状態を防ぐ方法を見つけ出すことに注力。癌を発症する前も後も適度な運動を続けていることが効果的であることを実証し、国際学会でも発表しています。
筋肉は骨など他の部位と違って、個人の努力次第で丈夫にすることができます。仕組みについても謎が多く、研究材料としての興味はつきません。教え子の学生から研究を引き継ぐ後輩が出てきて、ともに切磋琢磨することが夢。その日が来ることを楽しみにしています。