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田坂 厚志教授(専攻主任)
Atsushi Tasaka
保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻
田坂 厚志教授(専攻主任)
Atsushi Tasaka
保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻
自分で考え、調べ、答えを見出す。
学生に学び続ける
大切さを教えたい
人生で怒ったことはほぼ皆無
(ちょっとはあるかも)。
心はいつも風力ゼロの
穏やか凪星人
- 星人の特徴
-
- 分類
- 専門はリハビリテーション科学、応用健康科学、基礎理学療法。OHSU星では「循環器障害の理学療法」を担当。
- 生態
- 冷静沈着な平和主義者。幼い頃から穏やかな性格は変わらない。学生ともじっくり時間をかけて向き合うタイプ。趣味は子どもたちとのさんぽ。
- 弱点
- 弱点はズバリ、子どもたち。叱るべき場面でも強く出られず、その可愛さに骨抜きに。家庭ではもっぱら溺愛担当を買って出る。
- モットー
- 循環器障害といわれてもピンとこない学生のため、まずは興味を持ってもらえるよう創意工夫を怠らない。考え、調べ、解決策を見出すことを自身にも課す生真面目派。
この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
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心臓リハビリテーションの
需要が増加。
チーム医療の要として
活躍できる存在に 急性心筋梗塞や慢性心不全など心臓の病気を患う方を対象に、日常の生活動作を回復させ、再発を予防し、快適な生活を取り戻すためのプログラムが心臓リハビリテーション(心リハ)です。私はこうした循環器障害に特化した理学療法の講義を行っていますが、リハビリ=ケガや骨折、脳の疾患に対するものと思う学生がほとんど。講義では、まず心リハが増えている背景を説くことから始めています。高齢化に伴い長生きする方が増えているため心臓病(特に心不全)を患う方も増え、心リハを必要とする方が年々増加しているというのが背景ですが、「国試でも必ず出題されるテーマになっています」と一言添えると、興味なさげだった学生のまなざしも真剣になりますね(笑)。
心リハは特に多職種連携の色が濃く、リハビリテーション科や循環器内科、心臓血管外科などの医師、看護師、管理栄養士、カウンセラー、そして理学療法士などのチームで患者さんに向き合います。それぞれに役割がありますが、理学療法士は患者さんと接している時間が長く、なんでも気軽に相談できる存在だと思います。理学療法だけにとどまらず、患者さんの声を聞き、それをチームに発信する役割を担う場合もあるので、臨床で活躍するには広い視野と好奇心が重要。自分の頭で考え、わからないことは積極的に調べる。私はそんなどん欲さを持つ学生を現場に送り出したいと思っています。
本学の魅力は教員と学生が1対1で向き合うだけでなく、教員同士が連携して学生一人ひとりをサポートすること。「あの子はここで伸び悩んでいるようだ」と気づいた教員が周りに声を掛け、その学生にかかわるすべての教員がチームで見守り、支えます。私は他の大学で講師を経験したこともありますが、ここまで温かい環境はちょっとないと感じています。