OHSU星図鑑
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牧之瀬 一博講師

Kazuhiro Makinose

保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻

すべては臨床現場に
還元するため
学生とともに
知識をブラッシュアップ!

慢性期は任せなさい!
好奇心あふれる探究星人

星人の特徴
分類
研究内容は、慢性期の理学療法について。OHSU星では「理学療法評価学演習」「理学療法評価学実習」ほかを担当
生態
釣りやスノボなど以前はアクティブ系の趣味に熱中。最近は忙しすぎてどこにも行けず、電車通勤の合間の読書で気晴らし。…嗚呼、海と山が呼んでいる!
弱点
判断基準が独自すぎて周りに理解されない。美味しいもの(お酒・食事)の誘惑にも弱い
モットー
わからないことがあっても、まずは自分で考えること。これまで、そう常に考えて実践してきたことを、学生たちにも伝えたい

慢性期病院を経験後、
クリニックでのリハビリに従事
セラピストとしての
幅を広げて医療に貢献。
学生の頃から、特に慢性期のリハビリテーションについて興味を持って取り組みました。以来ずっと、慢性期の患者さんと向き合ってきました。ここ数年は、本学で教鞭をとりながら外来患者さんのリハビリに対応するクリニックで実務を担当。理学療法士としての幅を広げているところです。
慢性期のほとんどは高齢者。しかも、関節系や神経系の疾患など複数の病気を患って長期の入院生活を強いられ、完全な回復が見込めない方ばかりです。それだけに、患者さんの状態が少しでもよくなると感動もひとしお。大きなやりがいを感じます。慢性期は急性期・回復期に続く最終段階にあたるため、これが「最後のリハビリ」と考えて治療にあたる必要があります。一番難しいのは、回復の限界を見極めること。なんとか一人で身の回りのことに対処できるまでに導くのか、ある程度、ご家族など周囲の手助けを想定した回復状態で退院を目指すのか。医学的な知識に基づいて明確な目標を持ち、ケースに応じた細やかな対応が求められます。
これからの目標は、病気や身体の知識を一層深めてリハビリの現場に還元できるようにすることです。また、学生さんが興味を持って学べるように、一方通行の教える講義からの脱却を目指しています。ゼミで、学生と議論し合う症例検討の場を設けているのも、その試みのひとつ。学内外での活動を通じて医療に貢献したいと思います。

OHSU星人からのMessage
できるだけ、学生が医療現場をイメージできるようにと考えて授業を行っていますが、自分から関わろうという気持ちがないと実践感覚は身につきません。私たち星人には積極的に頼ってください。いつでも力になります。

この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。