OHSU星図鑑
骨・筋 義肢・装具 臨床 検索画面に戻る
検索画面に戻る

井上 悟理学療法学専攻/教授

Satoru Inoue

保健医療学部リハビリテーション学科
理学療法学専攻

赤ちゃんの頃から治療する
患者さんはもう30代。
関係は絶えるどころか
より強固に

いつ何時も慌てず騒がず、
大人の余裕でゆったり構える
ジェントル星人

人生経験は長いけど、教員歴はまだ8年。学生と一緒にもっともっと学びたい
星人の特徴
分類
専門は義肢装具、運動器疾患、臨床運動学などの臨床理学療法。OHSU星では「リハビリテーション概論」「義肢装具学・演習」「運動器障害理学療法治療学Ⅲ(疼痛性疾患・関節リウマチ)」などを担当。
生態
ニコニコ温和な性格で学生に年齢差を感じさせないジェントルマン。沖縄料理店で嗜むオリオンビールが好物だが、ここ最近はもっぱら家飲みで物足りない…
弱点
「朝起きは三文の徳」とわかっていても、昔からこれだけは苦手。できれば朝一の講義は避けたいが、いざという時は妻頼み。内助の功で遅刻はこれまで一度もない。
モットー
理学療法士にとって最も大切な臨床的感性を養うため、講義では臨床事例をよく取り上げる。自らの体験談を語ることで医療現場の臨場感を体感してもらうのが狙い。

患者さんの一番の
理解者は理学療法士。
より良い義肢装具には
PTが欠かせない
国立循環器病センター、大阪大学医学部附属病院で30年間、臨床に携わった後、2012年から本学の教授を務めています。リハビリテーション医療や義足・装具の処方、適用など臨床での豊富な経験を生かし、OHSUでは特に義肢装具学を専門に担当。医療現場の臨場感を感じ取ってもらうため、できるだけ多くの臨床事例を取り入れた講義を行うことを心掛けています。
糖尿病で足先が壊死した中高年、災害などの外傷で下肢切断を余儀なくされた若者、脳卒中で半身麻痺になった高齢者、生まれつき下肢に麻痺がある赤ちゃんなど、私はこれまで理学療法士として様々な患者さんと向き合ってきました。医師や義肢装具士と連携しながら、義足や装具(ハード)と理学療法(ソフト)を組み合わせ、それぞれの相互効果によって幅広い患者さんの歩行能力の獲得、改善を行うのも理学療法士の役割の一つです。そんな仕事を振り返って思うのは、理学療法士は患者さんにとって身近な存在でなければならないということ。治療を行うだけでなく、老若男女様々な患者さんと関係を築けなくてはなりません。そのためには人を好きになることが何より大事。私は講義を通じ、知識や技術だけでなく患者さんに向き合う姿勢も教えたいと思っています。
いまや理学療法士の活躍の場は病院だけにとどまらず、まったく新しいフィールドでスキルを生かすことも夢ではありません。皆さんが将来、様々なキャリアを切り拓くためにも、OHSUで学ぶすべてを成長の糧にしてください。そしてひとり立ちした時、「学生時代に学んだことのすべてがつながり、役立っている」と思ってもらえたなら、私は教授として、また理学療法士の先達としてとても嬉しく思います。

OHSU星人からのMessage
学生と教員の距離の近さはOHSUの大きな特長です。オープンキャンパスに参加した受験生の多くがそこに魅力を感じ、本学を選ぶ理由の一つに挙げています。大きすぎない組織だから学生と教員の距離が自然と縮まり、教員同士の垣根もない。だから教員が学生一人ひとりをしっかり見つめ、丁寧に支えられるのだと思います。マンモス校にはない温かい風土のなかで一緒に学んでみませんか?

この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。