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吉田 文教授
Aya Yoshida
保健医療学部リハビリテーション学科
作業療法学専攻
吉田 文教授
Aya Yoshida
保健医療学部リハビリテーション学科
作業療法学専攻
動物たちは
最高のセラピスト!
その「優しい力」を
医療や福祉に活かす!
癒やしパワー全開!
動物大好き
アニマル星人
- 星人の特徴
-
- 分類
- 専門は、身体障害者補助犬(介助犬)、動物介在療法など。OHSU星では「作業療法技術論」を担当
- 生態
- 幼い頃から大の動物好き。獣医や動物園の飼育員を目指していたこともあるほど。家庭菜園、アロマセラピーetc.多趣味な星人
- 弱点
- 「可愛いもの」に弱い。研究対象は犬でも家では2匹の猫にデレデレ。毎朝、彼らに起こされるのが日課!?
- モットー
- 作業は生活そのもの。その考えをベースに作業療法が人に与える力を理解し、知識を現場に還元できる人材の育成を目指すのが使命
この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
- 関連リンク
- 作業療法専攻ページへ
人との強い絆がもたらす
セラピー効果。
ペットの不思議な力を
解き明かしたい。 ペットの犬と散歩をするだけで気分が晴れる。そんな不思議な経験をしたことはないでしょうか。私も、その大きな癒やし効果を実感していた一人。そのため、作業療法士として歩み始めた頃、動物を福祉や医療の現場に介在させる「動物介在介入」の考え方に共感し、補助療法の一つである「動物介在療法」についての研究をスタートさせました。
医療や福祉の現場で活躍するのは、訓練された犬。動物介在療法では、犬を訓練するトレーナーや現場で犬の行動をコントロールするハンドラーと呼ばれる専門家が彼らを病院や施設に連れていき、医療専門職の治療に協力します。患者さんのそばに寄り添い元気づける役目を果たします。そのセラピー効果は絶大で、例えば、幼い子どもが手術を頑張って受けいれるようになる、認知症の方が生き生きとした表情を取り戻すといった事例がいくつも報告されています。
今、「動物介在療法」とともに力を注いでいるのは、身体障害者の自立と社会参加を助ける「身体障害者補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)」。その中でも手足に不自由がある方の日常生活を補助する介助犬の役割や効果を探ること。機能的な部分での評価だけではなく、利用者の人生そのものにどんな影響をもたらしているのかを明らかにするのが目標です。介助犬を、もっと有効に活用するための自助具の研究にも力を注ぎ、動物が持つ力を探り続けたいと考えています。