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松井 理直教授
Michinao Matsui
保健医療学部リハビリテーション学科
専攻科 言語聴覚専攻科
松井 理直教授
Michinao Matsui
保健医療学部リハビリテーション学科
専攻科 言語聴覚専攻科
音や言語の
成り立ちに魅せられ
とことん追究する
信念のひと
“言葉”を一生探りたい!
音にこだわる言霊星人
- 星人の特徴
-
- 分類
- 専門は認知科学、音響学、言語学。OHSU星では「音響学Ⅰ・Ⅱ」「言語学Ⅰ・Ⅱ」「音声学I・II」「心理測定法」を担当
- 生態
- 大学時代に学生オーケストラのサークルに所属しフルートを担当。今は演奏からは遠ざかっているが、音楽は今でも大好き
- 弱点
- 授業や研究が好きすぎて、打ち込みすぎて、それ以外のことまで頭が回らない
- モットー
- セラピストになるにはモチベーションがとても大切。やる気さえあれば夢は叶う。そんな気持ちで学生を全力サポート
この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
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言葉を知ることは
人を理解すること。
その奥深い謎をずっと追い求めて。 人は、言語など聴覚からの情報をどのように処理しているのか。言語学や音響学などの分野で、そうした研究を行ってきました。現在は教員を務めながら、筋肉の萎縮が進行する難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」など、言葉を発することができない患者さん向けに、コミュニケーションを取るための音声プログラムや人工喉頭などの開発に関わる基礎研究に携わっています。
私たち人間は、単なる振動現象に過ぎない「音」を聞き分けることができます。例えば、ギターとヴァイオリンの音色の違いを簡単に判断できます。その一方で、一人ひとりの声の高低や音色が違うにも関わらず、共通の言語であれば誰が発音しても「エ」という音を「絵」という意味に理解することができます。こうした「音」の謎を、物理学と心理学の両方からアプローチするのが音響学です。担当科目では、音響学のほか、音声学や言語学といった領域の基礎を指導。学生が普段当たり前のように行っている言葉によるコミュニケーションを改めて意識してもらうことで、「話すことが当たり前でない」患者さんへの理解へとつなげています。
言葉を知ることは人間を理解すること。これからも、優秀なセラピストの養成を目指しつつ、言葉の謎を追い求めたいと思います。