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石倉 隆学長/教授
Takashi Ishikura
石倉 隆学長/教授
Takashi Ishikura
患者さんのために全力を尽くし、
障害の克服に
本気で向き合う人材に
大好物は臨床一択!
春夏秋冬、寝ても覚めても、
エブリデイ臨床星人
- 星人の特徴
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- 分類
- 専門は臨床神経学と脳機能解剖学、神経系リハビリテーション。OHSU星では大学院で脳機能系科目と特別研究を担当。
- 生態
- 教育か臨床かと問われれば、性に合っているのは臨床。近年は教員としても臨床家としても研究者としても自らの意思を継ぐ後進を育てたいという欲望も。
- 弱点
- 学長を務めてはいるものの、「本音を言えば、人前に立つよりも縁の下の力持ちの方が好き…」。このつぶやきは他言無用でお願いします。
- モットー
- 「すべては患者さんのために」が信条。学長として作成に携わったディプロマポリシーに、OHSU学生への思いを込める。
この先生に興味を持った方は
ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
- 関連リンク
- 保健医療学部ページへ
患者さんを思う気持ちを原点に、
患者さんに力を尽くせる
人材を育てたい 私はかつて医師を目指していましたが、訳あって一般企業に就職。しかし、やはり医療に携わりたいと理学療法士の資格を取得し、この世界に入りました。経験を積み、技術にも相応の自信を持っていた当時、担当する患者さんが他院で治療を受けて見違えるように回復されたことがあり、ショックを受けるとともに、技術ではない「なにか」が自分に欠けていると思い知らされました。私と他院のセラピストの決定的な違い、それは患者さんに向き合う思いの深さだったと感じています。以来、私は臨床にこだわり、本学の教員を務める今も現場に立ち続けています。
理学療法士は身体障害の患者さんを治療する仕事ですが、ヒトは脳で考え、行動するもの。まずは脳の仕組みを理解しなければ、手や足の障害を治すことはできません。私の講義では脳内の神経のつながりを紐解く「脳機能解剖学」、障害の成り立ちに脳からアプローチする「臨床神経学」、どう治すかを考える「神経系理学療法学」を中心に、理学療法において脳を知ることがいかに重要かを教えています。好き嫌いが分かれる学問ではありますが、この奥深さにハマる学生が、毎年一定数存在するのも面白いところです。
さて、皆さんは本学に何を期待して入学するのでしょうか?国試合格、理学療法士になるためなど、理由は色々あるでしょう。大学としても全員を合格させたい、より多くの理学療法士を輩出したいなど目標はありますが、OHSUが目指すのはそれだけではありません。私たちが育てたいのは、「目の前の患者さんを治したい」と心から思えるセラピストです。「将来どうしたいのか」「どんな理学療法士になりたいのか」を問いかけながら、私たちは皆さんを患者さんのために尽くせる人材へと導きたいと思っています。