Suzuka
Hideya

鈴鹿 瑛哉さん
保健医療学部 リハビリテーション学科
理学療法学専攻 2年生(取材当時)
福岡県立八幡高等学校 出身


大阪保健医療大学に入学を決めた、一番の理由を教えてください。
勉強の習慣が自然と身につくクォーター制が決め手
私が入学を決めた一番の理由はクォーター制です。他校では前期、後期の2つに分かれているのが一般的だと思いますが、OHSUは4つの学期に分けることで1回の学期試験の科目数が他校よりも減ります。そのため、一つひとつの科目に対してしっかりと勉強できると思い決めました。クォーター制は試験を受ける回数は増えますが、2、3カ月に1回のペースで試験を受けるので勉強の習慣が付きやすいと思ったこともOHSUを選んだ決め手です。
なぜ、理学療法士を目指そうと思ったのですか?
理学療法士が大好きな野球につながる仕事だったから
私は小学校から高校まで野球に打ち込み、将来も野球につながる仕事をしたいと思っていました。高校で進路を決める際に理学療法士の方の話を聞き、とても興味をもったのがこの仕事を志したきっかけです。理学療法士はケガや病気で身体が不自由になった人を支えるだけでなく、ケガの予防でも活躍すること。運動療法や物理療法に加え、精神面もサポートすることを聞き、大いに惹かれました。また、理学療法士として野球につながる仕事に就くのは難しいけれど、頑張り次第ではプロ野球の球団や国際大会に帯同できるという話を聞き、人と接するのが好きで困っている人を助けたいという思いが強く、野球が大好きな私にぴったりだと考えたのも理由の一つです。理学療法士の方の話を聞くまではアスレチックトレーナーになろうと考えていましたが、「国家資格である理学療法士の方が安定している」と教えてもらったことも、この道に進む後押しになりました。
入学前不安だったことや悩まれていたことなどありますか?
福岡出身。見知らぬ大阪での不安がいっぱいだった
私は福岡出身ということもあり、まったく知らない土地で楽しく生活できるのか、人と接するのは好きだけれど少し人見知りの自分に友達ができるのかといった不安がありました。また、朝起きるのが苦手なので遅刻をしないかなどの生活面も心配でした。勉強面ではGPAが3.5以上欲しいという目標があったのですが、勉強の内容がどれほど難しいのかがわからなかったので、本当にその目標を叶えられるのかがとても不安でした。

入学前と後のイメージは変わりましたか?入学してみて改めて感じた、大阪保健医療大学の魅力について教えてください。
大学の雰囲気が明るく、人との距離がとにかく近い
OHSUの魅力だと感じたことは2つあります。1つ目は、雰囲気がとても明るい大学だと思ったことです。その理由としては、少人数で受ける授業もあるので学生同士が話しやすく、友達が作りやすいと感じたからです。また、先生や事務の方々がとても明るいことも影響していると思います。私は出身が福岡ということもあり、友達関係で上手くやっていけるか心配でしたが、少人数制のおかげですぐに距離が縮まったと感じています。2つ目は、先生との距離がとても近いということです。そのため、授業でわからないところは質問に行きやすく、授業以外のことでも気軽に話しやすく楽しいと感じています。
学校生活の中で最も楽しいこと、充実しているなと実感されたことを教えてください。
試験勉強後の長期休みの開放感がたまらない
学校生活の中で最も楽しいことは、科目試験が終わった後の打ち上げです。科目試験は大変ですが、それを乗り越えた達成感と友達とたくさん話すのがとても楽しいからです。特に第2と第4クォーターは科目試験数が多いですが、それが終わると夏休みや春休みの長期休みになるので達成感をより強く感じます。また、充実していると感じることは、勉強する環境が整っていることと、楽しく真剣に勉強できることです。私は友達と教え合いながら楽しく勉強したい時にはラウンジで、試験前など真剣に勉強したい時には図書室でと使い分けることでバランスよく勉強できていると感じます。特に図書室では周りの人も真剣に勉強しているので、その空気感に刺激されてモチベーションも高くなります。
一番のオススメ授業と、なぜその授業がオススメなのかを教えて下さい。
「運動学総論」と「運動学各論」を推す4つの理由
境先生の「運動学総論」と「運動学各論」がオススメです。その理由は4つあります。1つ目は、座学だけでなく実技も踏まえて授業をしているので、座学ではわからないところも実技で理解できることです。2つ目は、私たちの要望を聞いて実行してもらえることです。実際、座学でも少人数のグループになって授業を受けたいという要望に応えてもらうことができました。3つ目は、実技で動画を撮ってもらえることです。運動学総論と各論では実技テストという小テストがあるのですが、その際に実技の授業で撮ってもらった動画を見返すことでしっかりと復習できるからです。実技テスト以外でも他の授業で同じようなところを学習するので、その際にも活用することができます。4つ目は、他の授業にも当てはまりますが、毎回の授業ごとに小テストをすることです。小テストがあることで、前回の授業の復習が自然に身につくのでとても良いと思います。

一日の過ごし方について簡単で結構ですのでおしえてください。
徒歩10分の自宅から大学へ。規則正しい生活を実践
私は授業が始まる1時間前に起きて、その後すぐにシャワーを浴びて学校に行く準備をします。家が学校から近いということもあり、授業が始まる15分前くらいに家を出て、10分くらいかけて学校に行きます。そして午前の授業、午後の授業を受けます。その後、バイトがある日はそのままバイトに行きますが、バイトのない日は学校に少し残り勉強しています。バイトや学校から帰る際に夜ごはんの弁当やおかずを買って家に帰ります。ごはんを食べ、お風呂に入り、次の日の課題や小テストの勉強をしてから就寝しています。
一人暮らしで工夫していることをおしえてください。
洗い物、洗濯ものは溜めこまない!
私は一人暮らしなので、皿やコップなどの洗い物や洗濯物は溜めこまないように気をつけています。溜めてしまったら処理する量が増え、とても大変なことになるからです。また、私はものを散らかしやすいので、それぞれ置く位置を決めておくようにしています。
将来どのようなセラピストになりたいか教えてください。
野球につながる仕事ができる理学療法士になりたい
私は将来、理学療法士として一人ひとりの患者さんと向き合い、心身ともに向上させられるようになりたいと思っています。また、私の目標であるプロ野球の球団や野球の国際大会に帯同できるくらいの知識や技術、コミュニケーションを取れるような人になりたいとも思っています。そのためにも大学で学ぶべきことをしっかりと身につけ、周りの友達や先生ともコミュニケーションを取りつつ、野球に関係する勉強も自主的に行うことが必要だと思います。また、卒業して働き出した後も勉強し続けることで新しい知識や技術を身につけることも必要だと思っています。