OHSU VOICE

在学生

寄り添う気持ちを忘れず、向上し続ける作業療法士(OT)に

保健医療学部 リハビリテーション学科

作業療法学専攻

上田 伊織さん

母のリハビリに付き添い、目にしたリハビリの様子に感動して、母がお世話になったOTの先生の母校が大阪保健医療大学と知り、オープンキャンパスに参加しました。その時、動物やスポーツを介した作業療法などいろいろなアプローチによる作業療法を学べることに興味が深まり、進学を決意しました。入学してから勉強を深めるにつれ、作業療法は社会復帰を目指すという面が大きいと感じています。

2年次の「臨床運動学」の授業では、体の一部分を動かすと、他の部位がどのように関連して動くかなどを考察し、レポートにまとめたり、クラスメートと見解が違うこともあったり、新たな発見が多く、視野が広がりました。このことがきっかけで、「考えること」も好きになり、日常的に人の動きをよく観察するようになりました。また、触診の練習を通して、触り方や目線、立ち位置などに気づかう大切さも知りました。

僕はテコンドーをやっていますが、師匠から言われているのが「礼に始まり、礼に終わる」。それは、作業療法士としても人としても大切なこと。自身の経験や学んだことを活かして、相手に敬意を表し寄り添える作業療法士になり、リハビリが必要な方の役に立ちたいです。

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