OHSU VOICE

在学生

患者さんの可能性を引き出す作業療法士(OT)を目指します。

保健医療学部 リハビリテーション学科

作業療法学専攻

土井 明子さん


私が作業療法士を目指そうと思ったきっかけは、祖母が脳梗塞で入院したことです。祖母のお見舞いに通う中で作業療法士の存在を知り、憧れるようになりました。
そして、いくつかの大学のオープンキャンパスに参加をし、「少人数制で先生に相談がしやすいこと」や「先生と在学生の距離が近く、話しやすそうな雰囲気だったこと」がきっかけで、大阪保健医療大学へ入学することを決めました。

授業では、作業療法士の国家試験や臨床に向けて様々な専門領域を学びます。私が特に好きな授業は「運動学実習」です。この授業では身体の仕組みから姿勢・立ち方の癖を調べていきます。身体の仕組みや関係性を学ぶことができて面白く、普段の生活から姿勢を意識するようにもなりました。

入学してから最も印象に残っていることは、カンボジアスタディツアーです。カンボジアでは様々な経験ができましたが、特に印象に残っているのは、私たちと同じように福祉や介護について勉強している学生との交流会です。カンボジアでは、日本と違い十分な教育を受けられる人は少ないそうですが、現地で交流した学生たちはハングリー精神が非常に旺盛で、施設や設備の整わない環境の中でも必死に学ぼうとする姿勢に刺激を受けました。恵まれた日本での自分の環境に感謝したり、自分も負けないように頑張ろうという気持ちになりました。

私の将来の夢は患者さんの可能性を引き出す作業療法士になることです。祖母のような高齢者の方がまた元気に生活できるようにサポートがしたいので、老健(介護老人保健施設)で高齢者の方のリハビリを専門にしたいと考えています。

思うように身体が動かないことや、今までできていたことができなくなること…など、患者様の身体の悩みを解決することはもちろん、自分が患者様にとって『元気の源』になりたいです。

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