就職・将来性

卒業後の就職先

作業療法士の活躍が期待される職場は、「身体障がい領域」「老年期障がい領域」「精神障がい領域」「発達障がい領域」の4つに分類することができます。「身体障がい領域」を扱う総合病院や整形外科病院、リハビリテーションセンターなど。また、高齢化により「老年期障がい領域」を扱う特別養護老人ホームや老人デイサービスセンター、訪問リハビリ分野での需要も増加しておりますし、「精神障がい領域」を扱う精神科病院、「発達障がい領域」を扱う小児病院や児童福祉施設、特別支援学校などもあります。

本学には毎年、医療・福祉関連をはじめ、リハビリテーションのエキスパートを必要とする各分野から、数多くの求人が寄せられており、学生たちは豊富な選択肢の中から、可能な限り自らの希望にあった進路を決定しています。

作業療法士の将来性

作業療法士のニーズは高まってきており、活躍できるフィールドも多いので、職場の選択肢・可能性広がっております。例えば、行政や介護関連の民間企業で働く作業療法士もいます。これからの時代は、「作業療法士としてどんな価値を生み出すことができるか」を追求していくことがより重要なファクターになってきます。医学は日々進歩していきますし、作業療法はまだまだ未開拓な部分のある分野ですが、その分、作業療法の新たな可能性を追求して様々なチャレンジをすることもできる魅力的な職業と言えるでしょう。

作業療法士の魅力

病気や事故、障がいなどによって、自分の思うように生活することができない人の「生きる力」を取り戻す・引き出すお手伝いをするのが、作業療法士の仕事です。障がいのある方の状態によってリハビリプログラムの内容は大きく変化するので、作業療法を受ける人の年齢、性別、性格などを考慮してプログラムを作成します。自ら考えたプログラムによって障がいのある方や施設の利用者の方が日常生活を取り戻し、笑顔になるのを見るのは、作業療法士として一番の喜びになるでしょう。

大阪保健医療大学 卒業生メッセージ
〜作業療法士で活躍する先輩より〜

作業療法士
(2013年卒業)
谷山 夏実さん
一般財団法人 信貴山病院ハートランドしぎさん 勤務
大阪市立工芸高校出身出身

専門スタッフたちと力を合わせ、“元気になれるデイケア”を目指し、一歩、今日もまた一歩。

在宅やグループホームで生活されている認知症疾患の方たちを対象に、作業療法士(OT)として精神科デイケアで勤務しています。看護師や精神保健福祉士、介護士などの他の専門スタッフと協力して、“対象者が元気になれるデイケア”を目標に掲げ、努力しています。実は高校ではプロダクトデザイン科に在籍し、将来はモノづくりの仕事に就こうと考えていました。しかし、ユニバーサルデザインについて学ぶうちに福祉の世界に興味を持ち、なかでも福祉器具を取り扱うOTになれば、違った形でモノづくりにもタッチできると思い直し、大阪保健医療大学で学びました。国家試験に向けた勉強は楽ではありませんでしたが、クラスメイトと切磋琢磨し難関を突破できました。理想のセラピストを目指し、今は仕事に情熱を傾けています。

作業療法士
(2015年卒業)
福井 りなさん
美喜有会 ニコニコ訪問介護ステーション 勤務
大阪府立藤井寺高校出身

海外スタディツアーやさまざまな臨床実習の体験で障がいのある方に寄り添って歩める作業療法士に。

訪問介護ステーションで勤務。まだ技術も未熟ですが、日々対象者と目標を共有し、試行錯誤しながら作業療法を行っています。大学での授業は机上だけに限らず、学生同士でのコミュニケーションの練習をしたり、障がいのある方を学内に招いての模擬実習や、現場での臨床実習などのカリキュラムがあります。患者さんへの接遇や対応を学ぶことができ、現在の現場で活かせています。またカンボジアでのスタディツアーにも参加。身体障がいの治療が不十分な環境でありながらも、皆が力強く生きている姿があり、作業療法の普及の必要性と可能性を感じました。このような体験が出来るのも大阪保健医療大学ならでは。これらのさまざまな体験を経て、障がいのある方に寄り添って歩んでいける作業療法士に近づくことができ、やりがいを感じならがら毎日を過ごしています。

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